留学保険の保険料って相場はあるの?

初めて加入する留学保険だと、どうしても保険料の相場が気になります。でも、留学保険では保険料だけを見て商品を決めることはおすすめできません。
まずは留学先の医療費や治安などの情報収集をしてから、留学期間中に最低限必要な死亡保障や後遺障害、治療・救援費用を中心に、留学先の事情に見合った補償範囲のプランを選びます。

留学保険は、一年あたり140,000円?200,000円を選ぶ人が多い

留学保険を検討する場合、何を基準に保険会社や補償タイプを選べばよいか迷ってしまいますよね。
そんな時には、保険料を目安にして、そこから具体的な補償内容などを詰めていくのも一つの方法でしょう。
留学保険では、保険料が一年あたり140,000円~200,000円の商品を選ぶお客様が多いです。一見高額に見えますが、滞在期間が長期に及ぶ留学では、思わぬ事態に巻き込まれることも多く、滞在期間が長くなればなるほど、そのリスクも高くなります。
病気やケガに見舞われたり、時には携行品を盗まれることもあります。海外では常に自己負担が原則です。こうしたリスクに備えるために、少々高額に思える保険料でも掛けておいたほうが安心です。

保険料だけで商品を決めるのは間違い

保険会社が提示する見積もり保険料は、商品を選ぶ際の目安としては有用です。
そうはいっても、予算内だからといって、保険料だけを見て安易に保険会社やプランを決めることはおすすめできません。
同じ保険料であっても、保険会社が違えば補償範囲も違ってきます。留学期間が長くなればそれに応じて、病気やケガを負うリスクも、予期せぬ事故に巻き込まれるリスクも高くなります。留学先の治安も土地によって様々です。
その中で、現地での高額な医療費負担が心配なので治療・救援費用補償を厚くしたい、治安がよくないので携行品損害補償は必ず付けたい、留学先が訴訟大国なので個人賠償責任の補償額を多くしたいなど、人によって違うリスク要因に基づいて補償内容を定めた上で、保険料も適切かを判断するとよいでしょう。

留学保険は自由設計型の保険ではない

必要な補償は決まっているので、自分で補償内容を自由に組み合わせたい、そうお考えのお客様もいらっしゃるかもしれません。
しかし、現在の留学保険は、海外に長期滞在する留学生に必要な、死亡保障や後遺障害補償、治療費・医療搬送費・ご家族の渡航費等を含む治療・救援費用補償を主契約としたパッケージプランが中心になっています。
ですから単純な価格比較は困難になっています。また、本当に必要な補償が含まれているかどうかを、よく吟味する必要があります。
こうした基本補償に特約やオプションを付帯できる商品は多数あります。一部、リスクの細分化によるカスタマイズが可能なプランもございます。
ご予算にあった保険料の商品がみつかりましたら、まずは主契約の内容からオプションの補償範囲まで十分に比較検討してください。その中で、ご希望に近い補償範囲の商品をお選びいただければ、自由設計のようにお客様の手を煩わせることもありません。

補償範囲に、保険会社ごとの違いはあまりない

"各保険会社のプランを一括比較してみると、保険料にかなりの違いがあることに気が付きます。
保険料が高い会社は必要以上に補償を厚くしているのではないか、保険料が高ければ何でもカバーできて安心、逆に安いと補償が不十分などと単純に考えがちです。
しかし、保険料が高い・安いというだけでは、その会社の優劣に結び付くわけでも、お客様のケースに適しているかも判断することはできません。どの商品でも基本となる補償内容に大きな違いはなく、どのようなオプションをどれほどの補償金額で設定しているかが各社で違っているにすぎません。
保険料を一括比較する時は、会社名や金額のみに着目するのではなく、補償内容がお客様に本当に必要なものであるか、または必要とする補償金額が賄えているかなどを見極めて商品ベースで判断してください。

留学保険のよくある失敗例

留学保険の補償範囲を誤ると、予想外の多額の自己負担を迫られることがあります。

失敗事例1(20歳女性、香港留学)
アパートの自室でダンスの練習中、誤って天井に設置してあったスプリンクラーに手が当たって破損。自室や隣室、階下の部屋まで水浸しにさせてしまった。
長期用(留学生)賠償責任補償をつけていなかったため、賠償金総額800,000円を自己負担で支払うことになった。

失敗事例2(25歳男性、ハワイ留学)
海水浴中に溺れて意識不明になり、ICUに約1カ月間入院。その後、医師・看護師帯同でチャーター機での日本へ医療搬送。
現地治療費は約30,000,000円にのぼり、設定した補償金額を上回ってしまった。保険金は限度額の支払となり、残りの約13,000,000円は自己負担となった。

補償金額は無制限がいいのか?

一般的には、医療水準の高いアメリカや欧米などでの医療費は高額になります。逆に、中国やフィリピン、タイなどの医療費水準は、比較的日本に近いといえます。
医療費が高額な国でICUに入院し、その後、医師・看護師付き添いのもとチャーター機で日本に搬送されるような場合だと、現地での医療費が20,000,000円、30,000,000円にものぼることもあります。
このような場合を除けば、入院しても、病気・ケガの治療は保険金額の上限でカバーできるケースがほとんどです。
補償金額が無制限になればその分保険料も高くなります。補償金額を無制限にするプランも選択肢に入れつつ、お客様の留学先の医療費水準や治安、予算などを個別に勘案した上で、お客様が本当に安心できる補償金額をお決めいただくとよいのではないでしょうか。

まず初めに、留学先の国について深く知ろう

補償内容や補償金額を決める上で、留学先の現状を把握することはとても重要です。先進国といえども、感染症や風土病に見舞われる場合もあります。各種犯罪の発生率が高ければ巻き込まれるリスクも出てきます。こうしたリスクを認識できれば、それに見合った補償範囲を設定することができます。
外務省の海外安全ホームページには、国・地域別の海外安全情報(感染症を含む危険情報など)が詳しく書かれているので参考にしてください。国別の各種犯罪発生件数や犯罪率についても、統計資料や国際比較などから数値で確認できると現地の治安状況がイメージしやすくなります。
留学中に万が一このような事態に巻き込まれても対処できるように、経済的な補償体制を整えておくと、ご本人・ご家族ともに少なからず安心することができるはずです。

イーコールズスタッフからのコメント

長期にわたる海外留学では、海外旅行に比べて、病気・ケガ・事故などに見舞われるリスクが高くなります。こうした不測の事態に直面して、高額な自己負担で困らないように設計されたのが留学保険です。
留学先の国内事情で大きく変わるリスク要因。保険料だけを見て商品を決めるのではなく、お客様の個別事情を考慮した上で、適切な補償内容や補償金額のプランをお選びください。

この比較表示には保険商品内容の全てが記載されているわけではありませんので、あくまで参考情報としてご利用ください。また、必ず「契約概要」やパンフレット等で保険商品全般についてご確認ください。

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