アメリカ留学中の女性が激しい頭痛で緊急搬送。くも膜下出血との診断で緊急手術、その後36日間入院しました。退院後は駆け付けた両親と一緒に一時帰国し、通院しながら1カ月ほど自宅療養しました。
救急搬送費を含む医療費と、家族の往復の渡航費・宿泊費などもすべて補償されました。
- 30歳 女性
- 留学先 アメリカ
- 事故 くも膜下出血と診断
- 治療・救援費用保険金支払額 約11,800,000円
- 内訳 疾病治療費約11,000,000円 救援者渡航費約800,000円
事故の状況:授業中に激しい頭痛で意識を失う。緊急手術・入院後、日本へ一時帰国
アメリカ東部にあるビジネススクールに留学していた女性。寒さが厳しくなってきた12月中旬、1時限目の授業中に激しい頭痛に襲われて意識を失ってしまいました。幸い、同じ敷地内に大学病院があり、救急車でそこに救急搬送されました。
診断結果はくも膜下出血ということで緊急手術になりました。日本にいる両親が1週間後に駆け付け、病院の近くにあるホテルに滞在しながら退院まで付き添いました。結局入院期間は36日となりましたが、対応が迅速であったことや、東部でも有名な大学病院で処置が非常に適切だったこと、出血部位が神経に影響を及ぼすこともなかったようで、大きな後遺症もなく退院することができました。
大事をとって帰国便はビジネスクラスの席を手配しましたが、自分の足で歩いて、両親と一緒に一時帰国しました。その後1カ月ほど通院しながら自宅療養して、再度渡米しました。
保険適用について:救急搬送費を含めた医療費と、本人や家族の渡航費用もすべて補償されました
女性は日頃から保険会社の連絡先を携帯していたそうです。搬送先の大学病院も日本の保険会社の対応には慣れていたらしく、早い段階でスムーズにやり取りできました。保険会社に医療通訳者の派遣を依頼していたため、術後の容態も詳しく把握できたとのことです。
救急搬送後の手術と長期入院で医療費は高額になりましたが、入院していた病院がキャッシュレス・メディカル・サービスに対応していたので、自己負担なしで退院できました。
手術後に保険会社から家族に連絡があり、渡航する家族の航空券や宿泊ホテルの手配までサポートがありました。一時帰国時の3人分の航空券の手配や、継続治療が可能な病院の紹介についても同様です。
留学保険申込時に、治療・救援費用の補償額を10,000,000円にするか、30,000,000円にするか迷ったそうですが、結局30,000,000円に設定したため、今回の治療費と救援者の渡航・宿泊、移送費用すべてがカバーできました。