シンガポールに留学中の女性。ホテルに飾ってあった高価そうな壺を床に落として割ってしまいました。
自分の連絡先をホテルに伝えておいたところ、後日高額な損害賠償を求められました。
海外ホットラインと連絡を取り合って、損害賠償額全額が賠償責任で補償されることになり、後日保険金が現地の銀行口座に振り込まれました。
・22歳 女性
・留学先 シンガポール
・事故 カバンが当たって、ホテルに置かれていた壺が落下して破損
・賠償責任保険金支払額 約1,200,000円
事故の状況:ホテルのラウンジに飾ってあった壺を落として割ってしまった
シンガポールに留学中の女性のもとに、家族(姉)が休暇をとって遊びに来ました。姉が宿泊していた高級ホテルのラウンジで二人は待ち合わせ、一緒にハイティーを楽しみました。
久しぶりに会えた姉との会話が思いのほか盛り上がり、2時間近く経過していたため退店することに。ラウンジを出るまでの間も二人で夢中になって会話しているうちに、女性のカバンが、生花を生けてあった高価そうな壺にぶつかって落下し、壺を大破させてしまいました。
ホテル側の担当者が対応にあたり、その場では、女性は自分の連絡先を書き残して帰ってきました。
かなり大きめの立派な壺だったので、どれほどの金額を賠償することになるのか気になっていたそうですが、後日ホテルから予想通り高額な損害賠償を請求されました。
保険適用について:壺が大破したことによる損害賠償請求額の全額が賠償責任で補償されました
壺を割ってしまい、ホテル側には女性の連絡先を伝えてありましたが、対処方法が正しかったのか心配になって、帰宅後に女性は海外ホットラインに電話を入れました。ホテル側の担当者とは、緊張した場面での英語のやり取りが続いたので、海外ホットラインの担当者が日本語で話してくれるだけでも、かなり不安が和らいだということです。
電話では、最初に留学保険の契約内容の確認がありました。担当者の人に促され状況を説明すると、とりあえずはホテル側からの連絡を待つように指示がありました。損害賠償責任を負うことになった場合を前提にした今後の対応や、ホテル側から受け取る必要がある書類、保険金の請求方法など、詳しく説明がありました。
電話の最後に、「困ったことがあったら、また連絡してくださいね」と言われたのが何より心強かったとのこと。
1週間ほどすると、ホテルから、予想通り高額な損害賠償を求められましたが、アドバイスに則って対応し保険金を請求しました。結局、全額賠償責任で補償されることになり、2週間ほど経った頃に現地の銀行口座に保険金が振り込まれました。